みりれいについてツラツラと。。。
最近花組ファンになり、みりれいというコンビを知り、この2人の師弟関係にただただ平伏す毎日なのですが…
ちょっと熱い想いをいいですか???
11月号のグラフとあすみさんのメモリアルブックを購入し喰い入るように熟読して見えてきたものは、2人の尋常ではない家族のような信頼関係でした。
よくビジュアルの並びが神!!とか騒ぎますがこの2人の魅力は外見的魅力を遥かに飛び越えた深い深い2人の絆の繋がりだと思いました。
そして、それが、れいちゃんにもなんですが、昔の相手役の花乃まりあちゃんに対しても同じように感じました。
明日海さんがこんなにお尻を叩いて全身でぶつかっていくのって珍しくないか???と思うくらいこの2人に対しては特に明日海さんが厳しく育ててたような感じを受けとりました。
もう時効かもですが最初みりかのコンビはなんだかしっくりきてないように私の目には見えました。目に見えるというのはきっとそういうことなのかなぁと…
でも、公演を終えるごとにどんどん2人が歩み寄って最後の公演のときには、魂でぶつかり合える信頼関係が出来上がっていて涙した記憶があります。
だから私は意外とみりかのコンビは1番合っていたのではないか?!と思う1人です。
あのときのなんとも言えない気持ちが…
今、みりれいを見ると思い出されるんです…
若い時からよくわからないままに前へ前へ出てきたれいちゃん。きっと本人の意向が劇団の意向についていけてない感が漂っていました。
舞台を楽しめればそれでいい。。。
きっとタカラジェンヌはみんなそうです。
でもスターに選ばれたからには楽しむだけではいられないスターに選ばれし者に与えられる宿命や試練が待っています。
それをだれよりも知っているのは明日海りおさんでした。
上級生よりも良い役が回ってきて、上級生と役替わりを繰り返し、上級生のお披露目公演ですら役替わりをさせられ、その挙句に突然の組み替え。毎回規格外なことが起きる。
明日海さんのスター街道はあまりにも普通ではない茨の道をかき分けてきました。
当初はこの子がいつか消えてなくなってしまわないか心配でした…
あまりに心配で手紙を書いたこともありました。
でも、思っている以上に明日海りおさんは強かった。宝塚への情熱が激しかった。男役愛が凄かった。だからこそ逆境を跳ね返す強さがあった。
れいちゃんを奮い立たせてれいちゃんの意識を変えさせることができたのは、そんな明日海りおさんだったからではないでしょうか。
何を語らずともその存在でれいちゃんは身を以て感じ自ずと変わっていきました。
明日海さんだからこそ厳しくも優しい愛として組子から素直に従順に受け止められ、そこが明日海さんの人徳であり、素晴らしいところ。
何があってもあすみさんの懐にヒョコッと入って大好きで尊敬して感謝しかないと言えるれいちゃんを見ると、昔のあすみさんを思い出す。
あすみさんにとって、それがまさきさんだったような…
あすみさんはまさきさんを支えることが幸せでまさきさんからバトンを受け取るのが夢だったと書いてあった…
自分はその夢を叶えられなかった…
だから自分自身が一生懸命育てて可愛がったれいちゃんにトップスターのバトンを渡すことはもしかしたら最後のあすみさんの夢だったのかもしれない…
あすみさんにとっての最後の役目はれいちゃんにバトンを託すためにできる限りのことを残すことで、れいちゃんはそのバトンを受け取るために出来る限りのことを吸収しようとしていて
この今の2人の吸引力がハンパない
悲しいとか寂しいとか言ってらんないくらい最後の最後までやり尽くしたい闘志の精神に溢れてて、この人たちは一体どこまで絆を深めるのだろう… と最近冷静に見れるようになってきました。笑
年齢が近く仲間のようなトップと2番手の間柄ではなく、自分の新公をやるような歳の離れた2人だからこそお互いがいろいろありながらも歩み寄って築きあげた今のみりれいは
尊いの塊でしかない
まだまだ公演はつづきます…
あの2人も更に加速して突き進みます…
あの2人が加速すればするほど組子全体のパワーも加速します…
それを追っていたらきっと…
悲しいや寂しいを超えた
もっと温かくて優しくてありがとうという気持ちになるのかなって…
今この2人を好きになれた自分は幸せ者です。
読んでくださった皆様も幸せ者です。
お付き合いありがとうございました❤️