ヅカ女の手帖

タカラヅカから延々に脱出できないでいるヅカ女によるダイアリーです。。。

思うまま日記

ついにサヨナラ公演もすぐそこまで来ました。あっとゆうまだった。はいからさん千秋楽翌日に華ちゃんの退団が発表されて地獄に突き落とされ、そこからなんとか這い上がりナイスワークを観てれいはなの芝居の相性の良さに改めて釘付けになり、そしてそれが終わり待ちに待ったのか待ってなかったのかわからない次期トップ発表があり、まどかちゃんの就任で界隈がどよめいた。そして今全てを理解してとにかく明るい未来を見ている自分でございます。

 

なかなか全てを噛み砕くのには時間と精神力のいる展開でした。今までだっていろいろあったけれどまた新しい試練をファンに与えて来た劇団。更に全ツで華ちゃんの役にまどかちゃんという…。発表された瞬間に『それはやだ!!!』って頭を過ぎったが…冷静になるといや…仕方ないか…前作品ショーで全ツ回るのがよくあるパターンだし…れいちゃんのオリジナルショーだし…全て噛み砕き消化した。

 

この界隈に関しては最終的に〝仕方ない〟が重なり合って妥協しっぱなしでそれでも飲み込んで全てを楽しみにして結局楽しんでいる自分がいる。私は聞き分けが良い人間でもなんでも無いがあの組織には抗うことなど出来ないし決まったことは変わらないのでそれに従うしか出来ないと諦めが早いタイプだ。そして切り替えが早いタイプだ。与えられるもので楽しもう。きっと明るい未来が待ってる。そんな呑気な気持ちで居る。一部のファンの方からは考えられないような人間だ。敵視されても仕方がない。

 

劇団はいつだって変わらない。あの膨大な組織の歯車には誰も逆らえない。何があっても回り続ける歯車だ。私自身も劇団に纏わる苦い思い出がある。最終的には自分が原因だなと解釈して大人しく去った。まだ若く浅はかだった。あの時は暫く大好きだった劇場に足を踏み入れることすら怖くて出来なかった。それでも苦い思い出も黒歴史と言われるものもいつかは笑い話になる。そしてまた宝塚歌劇と出会い導かれこの世界の夢追い人となり私は幾度となくあの世界の片隅に縋りついては挫けて下界に降りた。懲りない奴だ。ようやく自分は下界から宝塚歌劇を観ることが自分には合っているとわかった。

 

いろんなことを知った上で結局この世界が好きだ。だからこんなに素晴らしい世界を作り出してくれる劇団に結局感謝をしています。そう思えるまでに時間はかかったたけれど今は無条件降伏のような状態です。

 

今回の件で宝塚歌劇から離れてしまう方もいるだろう…それは仕方が無い。辛い時は劇場に行くことすら辛くなる。あんなに大好きな花のみちを通ることすら嫌になる。それなのに何故かまた人は同じ過ちを繰り返す。辛い経験をしても突然に新しい贔屓と出会ったり、昔の贔屓と出会ったり…

 

そしてまたあの劇場へ向かう。キャトルレーヴに贔屓を求めに向かう。いつしか心の痛みは消えるが瘡蓋は消えないまま。ずっと残ったまま。苦しいことがあるとその瘡蓋がズキズキと痛みだし、自分に教えてくれる。

 

『アンタあの時も大丈夫だったから大丈夫だよ。』って。

 

こうやってヅカヲタ経験値上げていくんだね。

って思ったことをちょっとだけ呟いてみます…。