ヅカ女の手帖

タカラヅカから延々に脱出できないでいるヅカ女によるダイアリーです。。。

世界の歳下彼氏ウラジミール君

れいちゃんのノクターンてやつを予約してみよ(^∇^)

 

なんて軽すぎるノリで録画予約したこのバウホール作品が

 

今私のなかで5本指に入るくらい好きな作品にランクインして身震いしてます…

 

れいちゃんに限らず周りの出演者の皆様の個々の説得力のあるお芝居に圧倒され非常に魅力的な作品として仕上がってました。

 

若い男役スターに上級生ベテラン娘役を相手に持ってくるなんて今まで観たことがないし新鮮味がハンパなかったです。

 

しかし柚香光さんに理想の歳下彼氏の夢を抱く私からしたら

 

最高級な萌え柚香光を見させて頂きました。

 

原田先生すごいな…柚香光ちゃんの使い道がプロすぎるし、何より演出がめちゃくちゃに美しくて全ての場面が絵になるようなシーン。

 

ピアノ、森、花、マント、未成年、片想い、

 

柚香光を萌え人間化させるアイテムを揃いに揃えてきて

 

大学受験してるってあの子

 

 

高校生だよ(震)

 

 

凄く真っ直ぐだし、凄く純粋だし、凄くかわいいし、なんにも僕知りませんて感じ剥き出し。

 

 

 

な の に

 

 

 

なぜあんなにエロいんだ

 

 

やっぱり恐ろしい柚香光

 

 

 

もともとの素の彼女のお育ちの良さそうな品位がウラジミール君に重なってとても自然な役作りになっておりました。

 

しかも父さんがあきらパイセン

 

美男遺伝子をそのまま受け継いだんだなとビジュアル見ただけで説明いらない。

 

あきらパイセンはイケオジ路線としては最高峰。ミスター髭男爵

 

そして、きらりさんのジナイーダが本当に素晴らしいお芝居をされててウラジミールが翻弄されてどんどん恋に堕ちていくのが手に取るようにわかるし納得できる。

 

この作品の主軸はジナイーダにあって、彼女の魅力があってこその作品で、周りを取り巻く男性陣がみんな心を乱され人生を狂わされ翻弄されて虜になって物語が動いていく。魔性の女と呼ばれているが真っ白で純粋な女性。脆さ故の強さと優しさ故の傲慢さを見事に演じ切っていてきらりさんの娘役集大成だったのではないかと感じました。

 

 

ピアノを一緒に弾いて一気に距離が縮まるこの場面…

 

 

 

あまりにも美しすぎて… 



 

 

顔面の破壊力

 

 

溜息しかでてこないよまったく!!!

 

 

 

 

そして…恋に…

 

 

 

堕ちる…

 

※柚香さんはデュエダンでの娘役のリードの仕方が宇宙一だと思ってます(贔屓目)

 

彼女を知れば知るほど、突き放されれば突き放されるほどに、

 

どんどん堕ちてゆく…

 

断ち切るべきとわかりつつ…

 

 

 

彼女を忘れることができない…

 

まさか…

 

 

 

こんなことになってるとも知らず。

 

 

とうさん!!!!!!

 

 

なんせこっちの父さんとあっちの母さんがクズすぎる件

 

しかしこのクズ大人たちは着飾ることを一切せずに大人の社会の厳しさ、汚さ、醜さを自らを以って子供に教えている。

 

所詮この世は男と女しかいないんだよとか言って(バトラーかよ)

 

ウラジミールに殺されかけても子供を守る姿に…

 

どんなに恨んでも恨んでも…

 

愛すべき尊敬すべき理想の父さん

 

そこは変わらないウラジミール…

 

大人の事情に振り回される子供たち。

 

そして大人の事情も子供の事情も全てを知りその間で葛藤しもがく一花さん演ずるお母様。

 

登場人物1人1人が苦しみ、悶え、全ての運命を受け入れ、己の道を突き進んでゆく

 

そして…あの…ラストシーン…

 

あまりに美しく、切なく、儚く、

 

 

 

最高の初恋…



 

 

一つ言わせてもらうなら…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜフィナーレのデュエットダンスに父さんが邪魔しに入ったんですか(唯一の恨み)